クッキーによるタブ表示制御

何らかの処理を行っても開いているタブが切り替わらない様にするには、現在開いているタブが何かを保存し、処理実行後にそれを読み取ってそのタブ位置で実行結果を表示する必要があります。

タブデザインはカンタンProの重要な特徴です。Webアプリケーションの場合はタブの現在位置をどのように指定するかが課題でした。いくつかの方法がありますが、今回は、クッキーを使ってタブの現在位置を保存する様にしました。

選択されたタブを維持

タブの現在位置を保存

例えば、clientタブ内で顧客リストからその顧客の詳細を右側に表示する処理を行ったとき、その処理が実行できてもタブが切り替わってしまうと不便です。

何らかの処理を行っても開いているタブが切り替わらない様にするには、現在開いているタブが何かを保存し、処理実行後にそれを読み取ってそのタブ位置で実行結果を表示する必要があります。

Cookieの読み書き

Cookie(クッキー)とは、Webアプリケーションがブラウザに対し何らかの情報を一定期間保存できる仕組みです。保存した情報はWebアプリケーションから読み出すことができます。例えば、ユーザーがログインした日時などユーザー個別の行動記録をとることができます。

サイト内でどのページにどれぐらいアクセスしたかなど、ユーザーの行動をつぶさに追跡できることから、近年ではプライバシー保護の観点からCookieを利用する旨ユーザーの同意を得るサイトが増えてきています。

今回実装したカンタンProWPの機能はCookieを利用して「ユーザーが今現在どのタブを開いているか?」を知るためのものです。これは、カンタンProの機能を実現するためでありプライバシーに関わる情報は得ていません。

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